大切な人を、大切にする為に
中学3年生、14歳の夏――脳出血で倒れ、言葉を失った。10時間に及ぶ手術。意識不明の1週間。目覚めた時、文字は読めず、書けず、自分の名前すら声にできなかった。
本書は、脳出血の当事者であり、現役の理学療法士でもある著者が、「患者」と「医療者」――二つの視点から綴った、唯一無二のノンフィクションです。
突然の発症、せん妄、言語障害、入院生活の葛藤、手術への恐怖、リハビリの日々。そして、家族の支え、友人の存在、医療従事者との出会い――。失ったものの大きさと、そこから得たものの尊さを、ありのままに描きます。
さらに後半では、理学療法士としての知見を交えながら、「大切な人を、大切にするために、今できること」を具体的に伝えます。